特徴等 |
博物館は、明治15年(1882)、当時牧羊場であった現在地に北海道開拓使によって札幌博物場として建設された建物である。その後、明治17年(1884)に開拓使のあとを引き継いだ北海道事業管理局から札幌博物場とその周辺を植物園敷地として札幌農学校が譲り受け、園地が整備されていった。博物館に必要な施設は現在もよく残されており、6棟の建築物が重要文化財に指定されている。 博物館本館の「附」(つけたり)になっている博物館鳥舎は、はじめは孔雀を飼うために建てられた木造の小屋で、南面全体に斜材の桟を入れたガラス戸を入れ、上に櫛形の窓を付けている。壁は真壁で、側面は下見板を張るなどデザインに配慮された造りである。 参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁) |
番 号 | 名 称 | 年 代 | 構造等 |
004 | 北海道大学農学部植物園・博物館 |
明治13年(1880) | 木造、平屋建 |
北海道の重要文化財建造物 2017-11-15 現在 |